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「水さえ飲めば」「保冷剤を脇に」熱中症研究の第一人者が警鐘鳴らす“予防の落とし穴”

「水さえ飲めば大丈夫」「時間帯を朝にすればいい」「ガイドラインを守っていればOK」という3つの過信。子どもが倒れたときの「保冷剤を脇に挟んで」は効果なし。過去の知識をここで更新してほしい。子どもの命と健康を守るためにも。熱中症研究のトップランナーで、医師でもある永島計先生のアドバイス、スポーツ関係者は共有してください。全員出場させず先発メンバー出ずっぱりという少年サッカーの課題にも触れました。

ネットにもさまざまな予防法が紹介されています。が、比較的新しい研究分野だからなのか、旧かったり間違っている情報、都市伝説的なものも実はあるのです。

前回記事『熱中症対策は守っていたが…埼玉県サッカー公式戦に出た40代男性の「心筋梗塞で死亡」はなぜ起きたのか』(プレジデントオンライン)の寄稿後、東京都のシニアリーグも試合延期になったそうで、選手の方から「サッカー好きのジジイたちを救ってくれてありがとう」とメッセージが届きました。熱中症になるのではと不安でも「試合が実施されれば、自分だけ出ないとはなかなか言えない。それでなくてもシニアや社会人のチームは集まりにくいから」という本音も聞こえてきます。

大人でさえ「嫌だ」と言い出しにくい酷暑のスポーツ。指導者に体調不良や自分の気持ち言えない子どももいるはずです。

「水さえ飲めば」「保冷剤を脇に」熱中症研究の第一人者が警鐘鳴らす予防の落とし穴(島沢 優子) | FRaU (gendai.media)

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