叱らない時代の指導術: 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践
| NHK出版新書
「頑張れ!」「やる気出せ」では人は動かない──三笘薫、河村勇輝らを育てたコーチを徹底取材! 指示がなくとも自ら動き、成長し続ける力はどうすれば育めるのか。ヒントは「叱る指導」からの転換が急がれるスポーツ育成の最前線にあった。スポーツと教育に精通したジャーナリストが、三笘薫、河村勇輝、北口榛花ら若くして世界で活躍するアスリートを育てたコーチ18人の人材育成術を徹底取材!ドラフト選手を次々輩出する無名校の「環境整備」の秘訣、五輪金メダルを生んだ「問いかけ」の心理的効用。「消えた天才」を生まないためのスポーツ現場の取り組みには、子育てからビジネスまであらゆる指導に応用できる目からうろこのスキルが詰まっていた。
不登校から人生を拓く ~4000組の親子に寄り添った相談員・池添素の「信じ抜く力」~
| 講談社
「子どもが学校にいけないのは、自分の中にエネルギーが無くなってるから。エネルギーが満タンになるまで待ってあげれば、自ら動きはじめる」 「学校に行きたくないという自分の気持ちを親に言えたことは『すごく素敵なことなんだ』って思ってほしい」 「子どもの要望に対して、まず『うん、わかった』っていうのを口癖にしよう。うん、わかったは、子どもと信頼関係を築くはじめの一歩やねん」 池添素さんは発達障害や不登校などに悩む親子と40年以上向き合い、4000組以上の親子に寄り添ってきた。京都市職員として児童福祉センター療育課などで勤務した後、子ども支援の福祉施設を仲間ととともに立ち上げた。高い専門性に裏付けられた池添さんの豊かな実践と珠玉の言葉の数々を、約20年追った、ジャーナリスト島沢優子さんによる渾身のルポルタージュ。不登校の親子だけでなく、子育てに迷うすべての人に贈る一冊。子どもを「支える側」の大人たちへの力強いエールになると確信しています。
オシムの遺産 彼らに授けたもうひとつの言葉
| 竹書房
2003年から2007年という短い時間ながら、日本サッカーの発展に多大な影響を与えたイビチャ・オシム(享年80)。ジェフユナイテッド市原・千葉をJリーグで優勝争いができるクラブにまで押し上げ、最後の2年弱は日本代表監督として過去に類を見ない躍動的なサッカーを見せてくれた。そんなオシムから人知れず「もうひとつの言葉」を授かった人たちがいた。育成、普及、指導、教育、リーダーシップ研究、スポーツ医療…様々な分野でオシムのフィロソフィーを受け継ぐ11人の男たちの情熱と葛藤。その姿を通して、あらためてオシムの魅力が浮かび上がる。 彼の遺産を日本サッカーの未来にどう活かしていくか。サッカーファミリーにとって多くの示唆を与える一冊。
スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか
| 文藝春秋
子どもは親の虚栄心の道具なのか? わが子のスポーツでの活躍に興奮し熱中する親たち。子どもに過度に干渉し自主練習を強いたり、勝つためなら指導者の暴力・パワハラ・セクハラにも目をつぶる。実態を伝えるとともに、子どものスポーツにのめり込む日本の親たちの背景を考察。そのうえで、どうすれば子どもを潰さず成長させられるかを言及したスポーツ親必読の書。
世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス
| カンゼン
本書は「主体性の処方箋」 である。世界に手をかけるアスリートたちを貫く一本の串。それは「主体性」だった。「自分から考える、動く」というマインドセットを、伊藤美誠、早田ひな選手といったトップアスリートは持ち合わせている。 彼女たちが書くノートは主体性の萌芽。そして、国際舞台に選手を送り出す指導者の視点も、同様だ。日本ゴルフの育成に大きな成長戦略を与えたガレス・ジョーンズ氏、ラグビーの育成を担う中竹竜二氏、日本の女子バスケットをリードしている恩塚亨氏など。本書に登場する全員 が、根性論で追い込む旧来の手法とは180度異なる指導法で成功している。
部活があぶない
| 講談社現代新書
子どもたちの自主性や人間力を育てる場として、学校教育で重要性を増す部活動。それなのに顧問の不適切指導による「ブラック部活」が社会問題に。その一方で、部活指導に時間を取られ過ぎる教師たちも悲鳴を上げている。最初に「ブラック部活」と名付け、警鐘を鳴らした著者が、その実態を徹底取材するとともに、子どもが本当に成長できる部活指導のあり方も提示。保護者や学校関係者はもちろん、部活の思い出を熱く語る大人にも読んでほしい。